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速読術:気になる習得のコツ

Updated: Aug 10, 2021

こんにちは! 野田理恵です。



そもそも速読術とは何なのか


今回は、速読術についてお話したいと思います。速読術は古くからあって色々な本が出ているし、YouTubeなどでも解説動画が観れますが、実際に習得しようと思う人・習得した人ってわたしの周りでは意外に少ないんです。皆さんはどうでしょうか?


これ、できるとかなり強力な時短ツールですよね。でも...わたしは小学生くらいの頃に、父親の本棚にある速読術の本を見かけて興味を持ったものの、内容が難しすぎてあっさりリタイア。更に、テレビの才能自慢みたいな番組で速読ができる少女が取り上げられているのを見たりして(特別な才能のある人しか出来ないことなんだな)という認識がすっかり定着しちゃったんです。


わたしには無理無理! 長年そう思ってました。けど、人生ってほんと分からない(笑。昨年、転機がやってきました。



結論から言うと、速読術ってスポーツなんですね。



(何それ)と思った方もいるかもしれません。理解の仕方は人それぞれだと思うんです。ただ、わたしの場合は「柔らかい視線で文章を追え」とか「リズミカルにページをめくれ」とかやり方を読んでも、全然腑に落ちなかったし、何か当てのないことを言われているような気さえしていました。突破口は「速読術はスポーツ」というアイディアだったんです。







スポーツは習慣スキル


スポーツって、自分が考える前に体が反応するようにひたすら練習するじゃないですか。「速読術」という名前のせいかスポーツだと考えもしなかったんですが、「速読ジム」という本に出合って全ての点が繋がりました。これから速読術を自力で覚えたいという方にはおススメの一冊です。タイトルの通り、ひたすら速読練習問題を繰り返せる計算ドリルみたいな本なんですが、始める前の準備とか、スピードの測り方・目標設定の仕方がしっかり明記されているので自分で進めやすかったです。パズルのような感覚で取り組める作りになっているのもわたしには合っていて、長年の憧れで終わっていた速読術をモノにすることができました。



序盤に指定された文字列を他の似た文字列の中から探す練習があるんですが、解けた問題数別にアドバイスがあって「文字を読まず、形で認識しましょう」というようなことが書いてあったんですね。これをみて、目からウロコが落ちました。それまでわたしは頭のなかでガチに文章を読んでいたんですが、制限時間内に問題を解くことを繰り返しているうちに自分の視覚を信じることができるようになりました。この感覚分かりますか? 読んで理解しないと間違ってる気がしていたのを、パッと見た感覚を信じてページを読み進めていくんですよね。わたしはそれが分からなかったんですよ~。



球技でボールを打とうとするとき、(あ、ボールが来た。腕を上げよう。右足を踏み出そう)なんて考えないじゃないですか。気が付くと走り出してボールを打っている自分がいる。速読術をスポーツと感じたのはそのためです。そして、速読術は才能じゃなく練習次第で誰でも習得できるものというのも分かりました。得手不得手はそりゃあると思いますけど、プロスポーツ選手に求められるような練習をせずとも習得できるのは嬉しい。


以来、文章を読むスピードが格段に上がって時短に繋がっています。^_^




ご興味あればチェックしてみてくださいね。



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