こんにちは! 野田理恵です。
RCA (Root Cause Analysis)って聞いたことありますか?
日本では「根本原因分析」や「なぜなぜ分析」という呼称で医療とか自動車生産とかの品質改善のために行われてるみたいなんですが
要は「なぜ」を一度で終わらせないこと!
海外では業界を問わず問題解決のアプローチです。
特徴は起こった【問題】に焦点をあてるんじゃなくて
それが何故起こったか
何をすることで防げるか
を調査して話し合うこと。
「問題は○○だった。以後気をつける」より時間はかかるけど未来の改善にはそれなりに時間がかかるものです。
先日どこかで
We cannot change what we do not know or understand.
(分からないことや理解していないことは変えられない)。
という一文を読んで(ほんとだなー)って思ったんです。
問題を認識してるだけだと「問題になった○○は避ける(やらない)」みたいな回避ルートを選びがちになりますよね。
RCAのシンプルな(職場であったことを)例をだすと
【問題】Aさんの書いたレポートはとても読みにくかった。
(なぜなら)誤字脱字が多かったから。
(なぜなら)スペルチェッカーを使ってなかったから。
(なぜなら)Aさんがスペルチェックの使い方を知らなかったから。【根本原因】
【解決法】Aさんにスペルチェック機能の使い方を教える。
Aさんはスキルアップしたし、他に頼める人を探す必要は無くなったし
Win-win(お互いにとって有利)!
最初の「なぜ」の答えが出てもそれから繰り返し「なぜ」を考えると根本原因にたどり着きますよ!
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