こんにちは! 野田リエです。
今回は、結婚観の変化についてお話します。わたしは30代前半の頃に結婚と離婚を経験し、コロナを機にデートアプリを使っていわゆる恋活をしています。その過程で出会った男性陣の話やリサーチ目的で手に取った本を通して、結婚観が変わってきました。
自分にとって何が大切かを考え直す男性たち
これまでにデートのご縁を頂いた男性陣から共通して感じるのはいわゆる「ガールフレンドもパートナーも欲しい」雰囲気。チャーミーグリーンの世界観ですよねコレ(分かっていただけると嬉しい)。常に恋人のようにスキンシップを取り、好きだよ愛してるよのテキストメッセージを送り合い、且つパートナーとしての落ち着きも兼ね備えた女性。男性の夢なんだろうなって思います。こういう願望って女性特有のものかと、わたし勘違いしていました。同世代の方とマッチングをしているものの、敷居の高さをひしひしと感じます。
わたしが子供の頃は「子はかすがい」と言われていましたが、アメリカ社会ということもあるのでしょうか、お子さんが生まれたことで奥様との関係が悪化し、離婚が決定的になったという話を相手の男性から聞くことが多いです。まだ2歳とか5,6歳の小さなお子さんがいらっしゃる男性もいて、逆にこちらが育児の心配をしてしまいますよ。結婚て、家庭ってなんだろうって今更ながら考えさせられます。
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安定のための結婚から、愛のための結婚へ
結婚の目的は、世代によって移り変わっています。70年代頃までは、結婚の一番の目的と言えば「生活を安定させる」という現実的なことでした。でも生活が豊かになるにつれ次第に「好きな人と一緒にいること」というような精神的な理由が一番の目的として挙げられるようになります。わたしは80年代に育った「りぼん」や「なかよし」という少女漫画雑誌を毎月心待ちにしていたマンガっ子なので、結婚の目的と言えば愛しかないと思っていました(笑。
アメリカでは90年代になって「愛を伝える5つの方法(Five Love Languages)」という愛情表現の方法論が大流行しました。日本語版も出ていますし、姉妹本も幾つも出版されており、根強い人気を誇っているように見受けられます。こういうトレンドも「結婚=愛」の印象を強めたのかもしれませんね。
でも、どちらが間違っていて、どちらが正しいという話ではありませんよね。生活の安定も精神的な欲求もどちらの要素も考えた上で結婚出来たらベストだと思いますが、結婚観は人それぞれ。精神的な理由で結婚したい人にとっては、現実的なことを考慮するのはロマンからかけ離れていると興ざめするかもしれません。逆に安定を求めて結婚したい人にとっては、精神的なあれこれはディール・ブレイカー(交渉決裂の要素)ではないかもしれません。わたしが最初の結婚をしたときは「そういう年齢だから」程度の気持ちでした。若くてアホでした。案の定、相手も真面目にわたしと生活を築こうと考えておらず、長続きしませんでしたね。
結婚の幸せは副産物
結婚を通しての幸福って、相手と一緒に積み重ねた生活の副産物ですよね。結婚した途端にずっと幸せになれるものじゃないし、ただ結婚しているだけで幸せになるものでもない。でもわたしたちは人間だから、どうしても夢見てしまう。だからこそ結婚に関する悩みって尽きません。親友が母親から「結婚する前にその大変さが分かっていたら、誰も結婚なんかしない」と言われたという話を聞いたんですが、ほんとそうですよね。
今わたしが結婚の上で大切だと感じているのは
副産物としての幸せ
ギャップへの対応力
です。この先(この人なら)と思う人と一緒になれたとしても、生活のなかでお互いがお互いにガックリすることは少なからずあるでしょう。それでも必要なところは歩み寄って一緒にいようと思える関係を目指しています。
配偶者の有無に関わらず、結婚・パートナー関係を考えるきっかけになれば嬉しいです。
次回もお楽しみに!
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